順天堂浦安での無痛分娩(無痛出産) 2017

順天堂浦安病院での無痛分娩(無痛出産)の感想及び費用を、記載しています。

入院生活に関して

※公開し忘れていた、蛇足的なものを公開しておきます※

 

前回で終わり!

と思っていたのですが、入院生活に関しても書いておこうかな?と思いまして。

ここでは、入院中感じたこと?を記載します。

 

順天堂浦安での無痛分娩(無痛出産)。

中々快適に過ごせたと思います。

ただこれは、入院という私にとっては非日常。

全てにおいて、そこまで期待していないことも大きいかもしれません。

 

<病院食>

あまり美味しくない、という口コミ?を見かけたことが何度かありました。

ですが、私は、全て美味しくいただけました!

(そもそも病院食にそこまで期待しているわけでも無いのですが)

あれだけの大きな病院で、毎回美味しい食事が出てきて、私はむしろ

すごいな〜!

と思っていました。

 

<多床部屋>

赤ちゃんの保育器が入るためだと思いますが、4人部屋でもとてもゆったりでした。

ロッカーはなく、ベンチの下に荷物が入ります。

窓際に洗面台があります。

そこで洗顔や歯磨きをしてる方もいました。

 

<赤ちゃんのお世話>

赤ちゃんとは、計測と沐浴と母親のトイレの時間を除いて、ほとんどずっと一緒に部屋で過ごします。

(トイレの時は看護師さんのいる赤ちゃんルームへ連れていくので、部屋に置いていくことはありません)

夜中も一緒ですが、ちゃんと少しでも眠りたいときは、赤ちゃんルームで預かってくれます。

授乳は夜中は赤ちゃんルームに行きます。母乳とミルクの混合です。

(母乳たくさん出てミルク無しの方もいたようです)

授乳前におむつを替えて体重を量り、授乳して再度体重を量り差異を記録。

体重があまり増えていないようならミルクを飲ませる、という感じです。

(私は2グラムとかしか増えない日ばかりでした。笑)

 

<トイレ>

室内にはないので、病室近くにあります。

病院ですし、綺麗です。

 

<入浴>

先生からOKが出れば入浴可となり、受付で予約します。

ひとり15分~30分だったと思います。(忘れてしまいました……)

シャワーは2か所あり、シャワールームが多い方と少ない方がありました。

私は人と被らないよう、一番最初の時間に予約して少ない方のシャワールームに行くことが多かったです。

シャワールーム内も、シャワールーム前の洗面所もきれいでした。

私は歯磨きはシャワールーム前の洗面所で行っていました。

髪の毛を乾かしながら骨盤運動をしている方もいました。(えらいー!!)

ドライヤーは貸出式。

シャンプー等は持参です。

 

<面会>

病室内は基本的に家族はOK。(風邪気味でなければ子ども含む)

友人も来てる人いましたね。

大人数の場合、小さいですが面会スペースがありました。

(そこで会ってる方たちもいました)

 

<通話>

病室内はおそらく通話禁止のため、廊下に何か所か個室の通話ルームがありました。

(個室はわかりません。他の人いないし良いのかも)

 

売店

1階まで買いに行きます。

飲み物、軽食、お菓子、その他衛生品などが売ってます。

私は特に食べたいものも無かったことと、水は持参していたので購入してません。

(500mlのペットボトル2本、2lペットボトル1本)

飲み物ですが、何か所かにウォーターサーバー(熱い湯・熱いお茶)があったので、それも利用していました。

 

<先生・看護師(助産師)さん>

特に不満はなかったです。

大体は優しく親切だったと思います。

たまに、機嫌悪いかな?と思うこともありますが、サービス業でもないですし、忙しかったり疲れていたりしたらそんなものでしょう。

感謝しかないですね。

 

 

大体こんな感じでしょうか。

思いついたら付け足すかもしれません。

あまり期待しすぎず行けば、大抵のことはよく感じられると思っているので、十分快適に過ごせたかと思います。

いや、むしろあの規模の大学病院で、あそこまできれいに保てているのはすごいかと。

ただ、最近流行りの至れり尽くせりなものを期待するなら、別の産院の方がよいと思います。

皆さんの入院生活に、少しでも憂いがなくなれば幸いです。

無痛分娩(無痛出産)費用

最後に、かかった費用を書いておきます。

あくまでも私の場合です。

必ずこの費用になるわけではありません。

ただ、参考にはなるのかな、とは思います。


というわけで書こうと思って明細を確認していたら、入院部分だけがごっそり抜けていました。

先日、大掃除した際に


これは捨てちゃいけないな〜


と思った記憶があるのですが。

総額の費用だけは、クレジット詳細があるので判明しております。

詳細を知りたくて覗いてくださった方、申し訳ございません。

詳細、判明しましたら追記いたします。


入院 5泊6日(無痛分娩/出産)

無料多床病室

¥272,900-

出産育児一時金42万円は病院側で手配してもらいましたので、それを差し引いた金額です。


感覚的には、これであれだけのお産が出来たなら全く問題ないな、と。

私は無痛の金額10万円を引いたら、前回別の産院での出産とそう変わりませんでした。


出産前に、順天堂浦安で無痛した方のブログもいくつか拝見しましたが、皆さん結構かかっていたような気がします。

何が違っているんだろう……。

それを確認するためにも、詳細を記載したかったのですが。

本当に申し訳ないです。


最後は満足できる内容になりませんでしたが、今回はこれで終わろうと思います。

見てくださった方、ありがとうございます。


この記事を書こうと思ったのは、中々無痛の金額ってわからないな〜!

と思ったからです。

拙い内容ですが、少しでも、どなたかの役に立てていただけたらと嬉しいです。


皆さんの出産が、無痛等関係なく、素敵なものになりますように。

入院2日目(無痛分娩/出産 当日)

今回も、箇条書き風。

ほぼ、当日のメモそのままです。

文章中の、〜センチ、は子宮口です。



5時頃から、5〜10分おきに痛み


6時30分

あまりにも痛くてナースコール

確認後、分娩室に行くことに


6時45分

モニタつけて、麻酔1回目(3センチ)

ご飯食べれなさそう_(:3 」∠)_


7時15分

麻酔効いてきたかな?痛みが少しになったような


7時30分

麻酔2回目(やっぱり痛かったから…)


8時

痛みほとんどなくなった(すごいな…)

ちょっと眉をひそめる程度

全然我慢できる

ご飯たべられない。


8時15分

内診 4センチ

ご飯OK


8時55分

麻酔3回目 

ものっそ痛い。早く効いて。感覚も短くて辛い。早く効いて。


9時20分

麻酔4回目

痛みなくなった 冷や汗出る


9時35分

促進剤


10時15分

促進剤追加


10時45分

麻酔5回目

促進剤追加

出口付近も痛い 張りの感覚あいてるみたい


11時5分

麻酔6回目

おしるしでてるらしい 7センチ

出口付近、右肋骨あたり痛い

肋骨に関しては、明らかに赤ちゃんに蹴られている物理的な痛みのため、麻酔効かないみたい、いたい


11時45分

麻酔7回目

12時

9.5センチ


12時20分

麻酔8回目

いきんだのは2回


12時38分頃出産

どこも切れてないらしい

超綺麗、とのこと

最後の処置前に麻酔9回目


13時

着替えとか終了

これから2時間安静待機

※着替え終了後、処置が終わった赤子がやってくる



という感じの出産でした。

ものすごく順調でした。

順調過ぎて驚いたよね。

まぁここまで順調なのはたまたま運が良かっただけだと思いますが。

そして麻酔すごいよ。

全然痛くないの。

もちろん、陣痛はどんどん痛くなるから、痛みを感じるたびに追加するんだけど、ちょっとの我慢でよかった。


しかし、肋骨が痛かった。

蹴られまくって、それが超痛かった。

麻酔効かなかった。

そりゃそうだ。


助産師さんは皆さん優しくて丁寧で、悪いところは思いつかないです。

先生も、同じく。


ずっと携帯いじってたし、素晴らしいお産ができたと思う。

今のところ3人目は保留ですが、そういったことになれば、また無痛出産選びます。

後悔はひとつもありません。


ちなみに、夫は『個室』であれば立会い可能とのこと。

前回立ち会ってもらったので今回も、と思っていましたが、個室は料金的に大きいな〜と思ってやめました。


【出産当日の我が家の夫】

夫は有給取って自宅待機。

11時半頃、助産師さんに、

子宮口いい感じに開いてきたから、呼ぶなら今ですよ〜

と言われたので連絡。

おそらく、出産直後くらいに到着の模様。

色んな処置が終わったら、産んだ赤子と一緒に分娩処置室へ入ってきました。

そこからは、安静待機中の私と一緒に、産まれた子を見つつのんびり話していました。



あとは、かかった費用(料金)を載せてこのブログは終わろうかと思います。

今手元に資料ないのと深夜なのと、連休ってこともあり、忘れなければ週明けやる予定。

予定は未定。

入院1日目(無痛分娩/出産 前日)

ここからは、実際の出産のことを書いていきます。


産んだ病院ですが、順天堂浦安病院です。

ですので、あくまでもそこでの私の話となります。

ちなみに東京在住ですが、千葉県出産しました。


計画分娩のため、様子を見て決められた日付で入院となります。


14時入院手続き完了


別に個室じゃなくてもいいでしょ〜無料部屋で!

ということだったんだけど、産後部屋が満床らしく、切迫流産、切迫早産やその他婦人科系の病気の方々と同室に。

気持ちの面で、少しだけ申し訳なくなる。

特に切迫系の方々には出産入院だとバレないよう早く部屋を移動したかった。

気にし過ぎかもしれないけど。

(私も1人目、切迫してるのですが、別に出産する方をどうも思ってなかったにしろ、多少は精神的に凹んでたので。)


ちなみに産後部屋じゃないので、産まれても赤ちゃんと同室不可。

赤ちゃんルームまでお世話をしに行く形になります。


部屋は5人部屋だけど、3人のみで、窓際でした。

洋服入れるロッカーは無し。

荷物はベンチの下に入ります。

書類渡して、入院セットもらって着替えました。


以下、箇条書き風。

ほぼ、実際に当日、メモしていたままです。


14時40分頃

モニターで赤ちゃんの心音と張りチェック(40分くらい)


17時20分

分娩処置室?でモニタつけて待機(これから注射)

先生が忙しかったらしく、18時50分から処置開始

左腕に点滴(全く痛くなかった!太いって言ってたけど)

そのまま背中に局所麻酔(これも痛くなかった)

無痛用の注射は、背中が押されてもぞもぞ気持ち悪い感じ

そのあとプラスチック?いれて(これももぞもぞ気持ち悪い)

終わったら針抜いておしまい

都度、気持ち悪くないか、痛くないか、痺れないか、聞かれて処置してくれた

7時くらいに処置完了

少し麻酔入れて15分くらい様子見る

足と背中ポカポカ


19時15分 

左足ピリピリ?効いてるらしい


19時25分

処置室にてご飯開始ーやっと食べれる

トイレは歩けず車椅子(足に力入らない)

歩ける人と歩けない人半々くらいらしい


20時

内診前に、1度麻酔を押す

冷たいのが背中を流れる感覚有り


20時15分

麻酔効いてるようで、下半身じんじん

左足動かないー


20時25分

内診 3センチ開いてるから、海藻処置無し

痛みはなく、もにょもにょしてる感じ

やっぱり左足動かない

車椅子で洗面


21時

就寝


22時半

トイレ 1人でいけた


※部屋戻ったあとに看護師さんから、

1日を分娩処置室で過ごします

と言われていたので、荷物まとめる

(貴重品、充電器、水、目薬)



こんな感じで入院1日目終了。

みんな優しかった。

無痛出産への反対

2人目を妊娠して、はじめに思ったことは


もう1人目のときのような痛みや疲労は嫌だから無痛がいい。

絶対無痛!!


でした。

なので、色々調べた結果、色々あり、無痛出産24時間対応の大学病院で出産を決めました。


ここでは、無痛出産でのメリットデメリットは特に記載しません。

医療関係者でもないですし、私自身、未だに何が信用できる内容なのか、真偽もわかりませんので。

しかし、自分なりにたくさん調べて、メリットデメリットを把握したうえで、無痛出産及び病院を決めました。


ひとつだけ言うなら、今の日本の無痛出産を扱っている全ての産科が、海外のように安全な無痛をさせてくれるわけではなさそうだ、とは思っています。

安全にできる産科もあれば、そうでない産科もありそうだ、と。


まぁそれは置いておいて。

我が家の問題、というか、私の実家の問題というか。

無痛という、日本ではまだ一般的ではない方法で出産するにあたって、母親から『強い』反対を受けました。


1人目は普通に産めたじゃない。

何故わざわざ無痛にするの。

死んじゃうかもしれないでしょう。

そしたらどうするの、責任取れるの。

上の子はどうするの、何を考えているの。

痛みを感じないで産んだら、子供への愛情に差が出来るでしょう。


ざっくり上記のようなことを言われました。

これを聞いたとき、


あぁ本当にこうやって思うんだなぁ。

目につくニュースでいつもやってるもんなぁ。

お母さんもそう思うんだなぁ。


と感じました。

そして私は、下記で答えました。


1人目は運良く産めたけど、2人目も安全に産めるかはわからない。

無痛をしていなくても、死んでしまう人だってたくさんいる。

無痛をしたいのは、痛くないのがいいからに決まっている。

最悪の事態になるかもしれないことは、夫とも話している。

痛みを感じないで出産したことによって愛情に差が出るなら、元々そういう人間だっただけ。普通に産んだとしても、いつか愛情に差をつける人間だったんじゃないの。


もう本当面倒くさくて。

こちらの話はほとんど聞かず、自分に都合の良い情報だけを信じてこちらに伝えてくる。

とっくの昔に成人してるから、母親の理解は得られなくても全く問題ありません。

ありません、が!

それでも、母としても心配をしているんだから、と自分を納得させつつ、根気強く、メリットデメリット、出産までの手順、病院の対応などを何度も話しました。

最後の方は、勝手にすれば……。と言いつつ、やっぱり反対してましたね。笑

臨月になっても、本当に無痛にするの?と聞いてきましたし。

(でもそれも心配してくれてるんだろう、と自分に言い聞かせ、怒らないようにしていました)


そんなこんなで、私の無痛出産の場合、いちばん面倒だったのは、私の両親でした。

(出てきてませんが、父も反対でした。夫の両親には、無痛出産については伝えていません。)


最後まで(むしろ産んだあとも言われました)、完全には納得してもらえませんでしたが、話をしたことは良かったと思っています。

母には世話になっていますし、私にとっては必要なやり取りでした。

まだまだメジャーではない出産方法です。

誰もが理解してくれるものになるには、今の日本ではたくさんの時間が必要なんでしょう。


私の人生は私のものです。

そして、私の人生には色々な人が関わっています。

だからこそ、私の選択には責任も伴います。

私が決めたことは、私がやり通さないといけません。(諦めることも後悔することも、自分で選択したものと考えるようにしています)

私の選択によって、人の人生が変わるかもしれません。

ですがそれはお互い様です。

結果はどうであれ、お互いに意識を共有しなければ、良い結果は出ないと思っています。


今回は、たとえ自己満足だったとしても、母親には無痛出産することを伝えたかったし、出来ることなら納得して欲しかった。

そして私の覚悟も知って欲しかった。

もし、話さないまま出産し、最悪の事態になっていたなら、母は何も知らないまま、ただ無痛出産を恨むことになったでしょう。

(話しても最悪の事態になったらそれはそれで恨んだと思いますが、こう、うまく言えないのですが)


なんでも話せばいいってことではないですけどね。

しかし、母には本当にたくさん苛々したなぁー。(母も同じ気持ちでしょう)

何事もなく、無事に出産できて良かったです。

無痛出産を決めた理由

無痛出産を決めた理由、それは、


痛い思いをなるべくしたくないから!


これに尽きます。


1人目を産んだときに色々あって、検診からその日入院、出産となりました。

陣痛促進剤での出産でしたが、これが本当辛くて。

最初は、

余裕余裕〜♪

と携帯いじってたのが、促進剤の量が増えていく間に

私を殺す気か……!!

に変わっていきました。


やっと産んだあとは、産後の後始末をされている間に、何かしらの点滴をされ、助産師さんが声をかけてきます。


はーい数かぞえますよー、いち、に、さ……


ここで意識途切れました。

それから起きたのは2時間後くらいだったかな。


記憶は曖昧ですが、促進剤入れてから出産までの時間は6時間半くらいだったかと思います。

そんな長くないから、安産な方だったのかな?

と思ったのですが、先生に聞いたら、難産たったよ、とのこと。

どの辺りが難産だったのか深く突っ込まなかったので、よくわかりません。


まぁとにかく、本当死ぬかと思うくらい痛くて辛くて、産後もかなり疲弊。

健康体だった私が、血液検査で引っかかったり。

そんなこんなで、もう産みたくないなぁ、と思いました。


しかし、夫は、最低2人は欲しい、と常々言っていました。

叶えられることなら叶えてあげたいし、結婚相手が私であれば、私が協力するしかないわけで。

ですので、夫に


2人目産んでもいいけど、その時は無痛出産したい。

それが出来ないなら産みたくない!


と伝えました。

夫は、


産むのは君だし、君のしたいようにしていい。

1人でもいいけど、やっぱり2人は欲しいから。


と答えてくれました。

あっさりと言質は取れました。

こんな形で、相手の了承(理解?)も得られたので、いつか2人目を産むときは、痛くないはずの無痛出産をしよう!

と私の中でははっきりと決まったのです。


このブログについて

ここ2〜3年、無痛出産へのネガティブな話が多くなった気がします。

それでも私は私の意志で、無痛出産を経験しました。

そこにいたるまで、自分なりに色々と調べ、納得したうえでの無痛出産です。


このブログは、決して無痛出産をすすめるものではありません。

あくまでも、個人の経験をもとにした感想等になります。

それを前提に、ご覧いただければと思います。