順天堂浦安での無痛分娩(無痛出産) 2017

順天堂浦安病院での無痛分娩(無痛出産)の感想及び費用を、記載しています。

無痛出産への反対

2人目を妊娠して、はじめに思ったことは


もう1人目のときのような痛みや疲労は嫌だから無痛がいい。

絶対無痛!!


でした。

なので、色々調べた結果、色々あり、無痛出産24時間対応の大学病院で出産を決めました。


ここでは、無痛出産でのメリットデメリットは特に記載しません。

医療関係者でもないですし、私自身、未だに何が信用できる内容なのか、真偽もわかりませんので。

しかし、自分なりにたくさん調べて、メリットデメリットを把握したうえで、無痛出産及び病院を決めました。


ひとつだけ言うなら、今の日本の無痛出産を扱っている全ての産科が、海外のように安全な無痛をさせてくれるわけではなさそうだ、とは思っています。

安全にできる産科もあれば、そうでない産科もありそうだ、と。


まぁそれは置いておいて。

我が家の問題、というか、私の実家の問題というか。

無痛という、日本ではまだ一般的ではない方法で出産するにあたって、母親から『強い』反対を受けました。


1人目は普通に産めたじゃない。

何故わざわざ無痛にするの。

死んじゃうかもしれないでしょう。

そしたらどうするの、責任取れるの。

上の子はどうするの、何を考えているの。

痛みを感じないで産んだら、子供への愛情に差が出来るでしょう。


ざっくり上記のようなことを言われました。

これを聞いたとき、


あぁ本当にこうやって思うんだなぁ。

目につくニュースでいつもやってるもんなぁ。

お母さんもそう思うんだなぁ。


と感じました。

そして私は、下記で答えました。


1人目は運良く産めたけど、2人目も安全に産めるかはわからない。

無痛をしていなくても、死んでしまう人だってたくさんいる。

無痛をしたいのは、痛くないのがいいからに決まっている。

最悪の事態になるかもしれないことは、夫とも話している。

痛みを感じないで出産したことによって愛情に差が出るなら、元々そういう人間だっただけ。普通に産んだとしても、いつか愛情に差をつける人間だったんじゃないの。


もう本当面倒くさくて。

こちらの話はほとんど聞かず、自分に都合の良い情報だけを信じてこちらに伝えてくる。

とっくの昔に成人してるから、母親の理解は得られなくても全く問題ありません。

ありません、が!

それでも、母としても心配をしているんだから、と自分を納得させつつ、根気強く、メリットデメリット、出産までの手順、病院の対応などを何度も話しました。

最後の方は、勝手にすれば……。と言いつつ、やっぱり反対してましたね。笑

臨月になっても、本当に無痛にするの?と聞いてきましたし。

(でもそれも心配してくれてるんだろう、と自分に言い聞かせ、怒らないようにしていました)


そんなこんなで、私の無痛出産の場合、いちばん面倒だったのは、私の両親でした。

(出てきてませんが、父も反対でした。夫の両親には、無痛出産については伝えていません。)


最後まで(むしろ産んだあとも言われました)、完全には納得してもらえませんでしたが、話をしたことは良かったと思っています。

母には世話になっていますし、私にとっては必要なやり取りでした。

まだまだメジャーではない出産方法です。

誰もが理解してくれるものになるには、今の日本ではたくさんの時間が必要なんでしょう。


私の人生は私のものです。

そして、私の人生には色々な人が関わっています。

だからこそ、私の選択には責任も伴います。

私が決めたことは、私がやり通さないといけません。(諦めることも後悔することも、自分で選択したものと考えるようにしています)

私の選択によって、人の人生が変わるかもしれません。

ですがそれはお互い様です。

結果はどうであれ、お互いに意識を共有しなければ、良い結果は出ないと思っています。


今回は、たとえ自己満足だったとしても、母親には無痛出産することを伝えたかったし、出来ることなら納得して欲しかった。

そして私の覚悟も知って欲しかった。

もし、話さないまま出産し、最悪の事態になっていたなら、母は何も知らないまま、ただ無痛出産を恨むことになったでしょう。

(話しても最悪の事態になったらそれはそれで恨んだと思いますが、こう、うまく言えないのですが)


なんでも話せばいいってことではないですけどね。

しかし、母には本当にたくさん苛々したなぁー。(母も同じ気持ちでしょう)

何事もなく、無事に出産できて良かったです。